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セミ
セミ(蝉・蟬)は、カメムシ目(半翅目)・頸吻亜目・セミ上科 Cicadoidea に分類される昆虫の総称。鳴く昆虫の一つとして知られる。 オス成虫の腹腔内には音を出す発音筋と発音膜、音を大きくする共鳴室、腹弁などの発音器官が発達し、鳴いてメスを呼ぶ。また、外敵に捕獲されたときにも鳴く。気管の拡大によって生じた共鳴室は腹部の大きな空間を占め、鳴き声の大きな中型種であるヒグラシやヒメハルゼミなどでは腹部を透かして見るとほとんど空洞に見えるほどである。セミに近縁のヨコバイやアワフキムシなどにも同様の発音器官があるが、これらはセミのように人間にはっきり聞き取れる音量・音域ではなく、一般に「鳴く昆虫」とは見なされない。 一方、メス成虫の腹腔内は大きな卵巣で満たされ、尾部には硬い産卵管が発達する。 分類 界: 動物界 Animalia 門: 節足動物門 Arthropoda 綱: 昆虫綱 Insecta 亜綱: 有翅昆虫亜綱 Pterygota 目: カメムシ目(半翅目) Hemiptera 亜目: 頚吻亜目 Auchenorrhyncha 科: セミ上科 Cicadoidea 種類 本文参照 英名 Cicada おもな種類 [編集] 日本産 西日本と東日本、低地と山地、都市部と森林で生息するセミの種類が異なる。また、南西諸島や小笠原諸島にはそれぞれ固有種が生息し、日本本土のものと似ていても集まる木や鳴き声が異なる。 全部で30種あまりが知られるが、チッチゼミCicadetta radiator、エゾチッチゼミCicadetta yezoensis、クロイワゼミBaeturia kuroiwae の3種はチッチゼミ亜科 Tibicininae、それ以外はセミ亜科 Cicadoidae に属する。 なお、鳴き声は文字で表現するのが難しく、同種でも人によって表現が異なることに注意。 ハルゼミ Terpnosia vacua 体長23-33mmほどで、オスの腹部が長い。マツ林にすむ。成虫は和名通り4月中旬頃から入梅の頃までに発生する。ゆっくりと「ジーッ・ジーッ…」と鳴く。 ヒメハルゼミ Euterpnosia chibensis 体長23-28mm。西日本の照葉樹林に分布する。オスは「ギーオ、ギーオ…」と鳴き、集団で一斉に鳴く習性がある。 イワサキクサゼミ Mogannia minuta 体長13-16mm、翅端まで2cmほどしかなく、日本最小のセミとして知られる。沖縄本島から八重山諸島にかけて分布する。成虫はサトウキビ畑やススキの茂みに発生し、4月頃には「ジー」と鳴き始める。サトウキビの害虫である。 ニイニイゼミ Platypleura kaempferi 体長20-25mmほどの小型のセミ。翅と体は褐色のまだら模様で、からだにうすく粉を吹く。他のセミより一足早く、6月下旬には成虫が発生する。サクラの木に多い。ぬけがらは他種より小さくて丸っこく、全身に泥をかぶっているので区別できる。 ヒグラシ Tanna japonensis 体長21-38mmほどで、ツクツクボウシより少し大きく茶色っぽい。ニイニイゼミと同じく6月下旬には鳴き始める。ヒノキやスギの林に生息し、朝夕の薄暗い時間帯に「カナカナカナ…」という甲高い声で鳴く。本種に多い寄生虫としてセミヤドリガが知られる。 ツクツクボウシ Meimuna opalifera 体長30mmほど。ヒグラシより小さく、緑と黒の模様がある。ヒノキ、クヌギ、カキ、アカメガシワなどいろいろな木に止まる。晩夏に多く発生し、宿題に追われる子どもたちのBGMとなる。和名通りの「ツクツクボーシ!ツクツクボーシ!」という鳴き声で知られるが、鳴くオスのそばで別のオスが「ジー!」という声を挙げることもある。 ミンミンゼミ Oncotympana maculaticollis 体長30-36mmほど。体つきが丸くて翅が長く、翅を含めた大きさはアブラゼミとほぼ変わらない。体は緑と黒のしま模様で翅は透明。東日本では平地の森林に生息するが、西日本ではやや標高が高い山地に生息する。和名通り「ミーンミンミンミンミー…」という鳴き声で知られる。 エゾゼミ Tibicen japonicus 体長65-68mmほどで、クマゼミと同等の大型のセミ。木の幹に逆さにとまる。鳴き声は「ギー…」と聞こえる。エゾゼミはマツ、スギなどからなる冷涼な針葉樹林に生息するが、近縁のコエゾゼミ Tibicen bihamatus、アカエゾゼミ Tibicen flammatus はブナ林に生息する。 アブラゼミ Graptopsaltria nigrofuscata 体長56-60mmほどで、クマゼミやエゾゼミよりやや小さい。セミの翅は一般的に透明だが、本種は不透明な褐色をしている。いろいろな木に止まり、都市部の公園等にも多い。午後の日が傾きかけた時間帯によく鳴き、「ジジジジジ…」という鳴き声は夏の暑さを増幅するような響きがある。 クマゼミ Cryptotympana fucialis 体長60-70mmほどの大型のセミ。体色は黒く、頭部と胸部が幅広い。おもに西日本の平地に分布するが、20世紀後半頃から東日本でも分布を広げている。地球温暖化の影響も考えられるが、人為的移入やヒートアイランド現象の影響も考えられ、単に温暖化が原因と断じることはできない。朝や雨上がりの日差しが強くなる時間帯に腹をふるわせながら「シャンシャンシャンシャン…」と大声で鳴く。 ↑しつこいですね 今年は関西地方を中心に大量発生するとの情報もあるそうです でもやっぱりこの鳴き声は夏の風物詩ですね! 鳴くのはオスだけだそうですよ!
by jammyfandm
| 2007-08-03 10:04
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